小袖ひとつの恩(読み)こそでひとつのおん

精選版 日本国語大辞典 「小袖ひとつの恩」の意味・読み・例文・類語

こそで【小袖】 ひとつの恩(おん)

  1. きわめてわずかな恩のたとえ。
    1. [初出の実例]「東塔の北谷は寒き房なれば、西塔の南谷は暖かなる房なればやりたる也、是こそ小袖一の恩と思ひはからひたるなり」(出典:米沢本沙石集(1283)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む