小豆原村(読み)あずきはらむら

日本歴史地名大系 「小豆原村」の解説

小豆原村
あずきはらむら

[現在地名]大田市三瓶町多根さんべちようたね

多根村の北に位置し、三瓶川の支流小豆原川流域に立地する。東は出雲国神門かんど山口やまぐち村。正保国絵図に村名がみえ、高一〇九石余。元禄一〇年(一六九七)石見銀山領村々覚によれば田方一〇七石余・畑方一二石余、年貢高は米三八石余・銀一〇三匁余。家数は本家二三・門屋六、人数一一九。鉄砲一挺がある。文政二年(一八一九)の家数人別牛馬調(野沢家文書)では家数三八・人数一一二、牛二五・馬二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android