小豆曾根村(読み)あずきぞねむら

日本歴史地名大系 「小豆曾根村」の解説

小豆曾根村
あずきぞねむら

[現在地名]寺泊町小豆曾根

西は竹森たけもり村、東は新庄しんじよう村・長新ちようしん村。旧島崎しまざき川右岸(現在は大河津分水左岸)の独立小丘陵の縁辺に発達した集落。地籍内に須恵器土師器を出土する遺物包含地が数ヵ所ある。現町域内には、つる曾根そね・北曾根・中曾根・下曾根などソネ地名があるが、いずれも低湿地にある。正保国絵図に高八六石余で幕府領。慶安二年(一六四九)以降幕末まで村上藩領。寛政二年(一七九〇)の宗門御改帳(竹内武家文書)では戸口は一二軒・七八人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android