小通幸谷村(読み)こどおりこうやむら

日本歴史地名大系 「小通幸谷村」の解説

小通幸谷村
こどおりこうやむら

[現在地名]龍ケ崎市小通幸谷町

小貝こかい川左岸の低地にあり、北は佐貫さぬき村、南は河原代かわらしろ村。成立は寛永年間(一六二四―四四)の小貝川の流路変更よりかなり後のことと思われ、元禄・天保両郷帳に村名の記載はなく、幕末に前橋藩領二三二石余となっている(各村旧高簿)。また文化八年(一八一一)牛久うしく沼の水利権をめぐる願書(川原代区有文書)には「河内郡小通村幸谷村名主勘右衛門」とあり、村名が二つに分れている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android