小野俊一(読み)オノ シュンイチ

20世紀日本人名事典 「小野俊一」の解説

小野 俊一
オノ シュンイチ

昭和期の科学者,翻訳家



生年
明治29(1896)年

没年
昭和33(1958)年

出生地
京都府京都市

別名
筆名=滝田 陽之助

学歴〔年〕
東京帝大卒,ペトログラード大学自然科学科卒

経歴
東京大学助手から京都大学助教授を経て上京。発明協会の役員となる。昭和17年日本少国民文化協会理事長に就任。日本ロシア文学会理事、日本科学技術連盟参与も務める。戦後筆名でシーモノフやアヴィーロワなどの作品を翻訳した。サンクトペテルブルク遊学中に音楽家のアンナ・ブブノワ(小野アンナ)と結婚するが、10年離婚。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android