日本歴史地名大系 「小野川原村」の解説 小野川原村おのがわはらむら 福島県:大沼郡三島町小野川原村[現在地名]三島町大登(おおのぼり)砂子原(すなこはら)村(現柳津町)の北西二一町にあり、村中を銀山(ぎんざん)街道が通り、川井(かわい)村・大登村に至る道を分岐する。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に「小野川原 五十七石四斗六升 中長右」とある。「会津風土記」は小野河原と記す。享保一七年(一七三二)の大谷組御手鑑(角田家文書)には高五九石余、免二ツ七分二厘、家数一〇、竈一三(組頭一・百姓一〇・水呑二)、人数四一(男二二・女一九)、馬二とある。天明八年(一七八八)の手鑑(二瓶家文書)には高六〇石余、免二ツ二分七厘、家数七、人数三八(男二〇・女一八)とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by