銀山(読み)ぎんざん(英語表記)silver mine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

銀山
ぎんざん
silver mine

銀を産出する鉱山。銀は通常硫化物として,鉛,亜鉛,銅などとともに産する。ペルーのアンデス山地の銀山は,インカ帝国以来のもので,世界的に有名。そのほかメキシコアメリカカナダ,旧ソ連などに多く,日本では近世初期から多くの銀山が開発された。 1990年の世界の銀鉱の産出量は1万 4600tで,1000t以上の多産国はメキシコ (2500t) ,アメリカ (2000t) ,ペルー (1800t) ,ソ連 (1500t) ,カナダ (1300t) 。また世界の銀鉱埋蔵量は約 42万tで,主要埋蔵国はアメリカ (7万 2000t) ,ソ連 (5万t) ,カナダ (4万 7000t) ,メキシコ (4万t) ,ペルー (3万 7000t) 。

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大辞林 第三版の解説

ぎんざん【銀山】

銀を産出する鉱山。
ネズミ取り薬、「石見いわみ銀山」のこと。

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世界大百科事典内の銀山の言及

【銀鉱物】より

…自然銀や角銀鉱は各種銀鉱床の酸化帯に産する。世界最大の銀山といわれたボリビアのポトシ鉱山はその典型的な例である。浅熱水鉱脈鉱床(串木野,佐渡など),中熱水鉱脈鉱床(アメリカのコアドレーン地方,メキシコのパチュカなど),銀・コバルト鉱床(カナダのコバルト・ゴーガンダ両地方,メキシコのチワワなど),銀・鉛・亜鉛堆積型鉱床(カナダのサリバン,オーストラリアのブロークン・ヒルなど),黒鉱鉱床(秋田県の松峰,釈迦内(しやかない)など),および鉛・亜鉛鉱を主とする接触交代鉱床などに多く産する。…

※「銀山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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