小門町(読み)こかどちよう

日本歴史地名大系 「小門町」の解説

小門町
こかどちよう

[現在地名]宇都宮市栄町さかえちよう

宇都宮城下最北端に位置し、南はおうぎ町に接し、西・北・東の三方塙田はなわだ村に囲まれる東西の町人町。松平忠弘時代の城下図(東大史料編纂所蔵)にみえる。宝永七年(一七一〇)の町分掃除丁場は四番組一一九間のうち二五間を受持ち、城内草刈人足は西館門外堀端より最上河原もがみがわらまで五一人のところ一〇人を差出す(宇都宮史)。享保四年(一七一九)の宇都宮大明神祭礼図(高橋節子蔵)によれば、三三番目に幟三本を出す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android