日本歴史地名大系 「小門町」の解説 小門町こかどちよう 栃木県:宇都宮市宇都宮城下小門町[現在地名]宇都宮市栄町(さかえちよう)宇都宮城下最北端に位置し、南は扇(おうぎ)町に接し、西・北・東の三方は塙田(はなわだ)村に囲まれる東西の町人町。松平忠弘時代の城下図(東大史料編纂所蔵)にみえる。宝永七年(一七一〇)の町分掃除丁場は四番組一一九間のうち二五間を受持ち、城内草刈人足は西館門外堀端より最上河原(もがみがわら)まで五一人のところ一〇人を差出す(宇都宮史)。享保四年(一七一九)の宇都宮大明神祭礼図(高橋節子蔵)によれば、三三番目に幟三本を出す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by