日本歴史地名大系 「小阿弥堰」の解説 小阿弥堰こあみせき 青森県:北津軽郡小阿弥堰浅瀬石(あせいし)川を黒石市袋井(ふくろい)町で取水し、十(と)川の左岸を灌漑する。天保七年(一八三六)には堂野前(どうのまえ)村(現南津軽郡田舎館村)内で分水、与四右衛門(よしえもん)堰・小阿弥堰・東光寺(とうこうじ)堰・水木(みずき)堰・仁左衛門(にざえもん)堰となり、東光寺村(現田舎館村)内で前田屋敷(まえだやしき)堰・小阿弥堰・若松(わかまつ)堰・佐次右衛門(さじえもん)堰・常盤(ときわ)堰となり、境森(さかいもり)村(現田舎館村)内で深味(ふかみ)堰・柏木(かしわぎ)堰・榊(さかき)堰・境森萢(さかいもりやち)堰となり、水下一千三五二町八反三畝二七歩であった(板柳町誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報