小院瀬見村(読み)こいんぜみむら

日本歴史地名大系 「小院瀬見村」の解説

小院瀬見村
こいんぜみむら

[現在地名]福光町小院瀬見

綱掛つなかけ村の西、小矢部おやべ川上流部西岸にある。西方中根なかね(横谷峠、標高五二〇メートル)を経て加賀国河北かほく横谷よこたに(現石川県金沢市)へ至る道が通る。村名は小院宣見とも記され、「こいせみ」とも読んだらしい。寛政一二年(一八〇〇)の礪波郡村村之内文字并村名唱替申分相しらべ書上申帳(川合家文書)には、寛文一〇年(一六七〇)の村御印の写に小院宣見とあるが、いつ小院瀬見村となったかはわからないとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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