少分限(読み)しょうぶげん

精選版 日本国語大辞典 「少分限」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぶげんセウ‥【少分限】

  1. 〘 名詞 〙 財力の乏しい者。富裕とはいえない身分の者。勢力の小さい者。
    1. [初出の実例]「随而可少分限之間、連日在京難堪之旨、令言上之処」(出典:上杉家文書‐文安元年(1444)九月二日・上杉長棟(憲実)書状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android