少路村(読み)しようじむら

日本歴史地名大系 「少路村」の解説

少路村
しようじむら

[現在地名]豊中市少路一―二丁目・少路・さくらの町四―七丁目・緑丘みどりがおか一―五丁目・上野坂うえのさか一―二丁目・上野西うえのにし三丁目など

野畑のばたけ村の南、内田うちだ村の北に位置する。桜井さくらい谷六ヵ村の一で、天保郷帳に「桜井谷少路村」とある。小路とも記す。集落は箕面みのお道と千里せんり川の交差する街道沿い、川沿いにある(現桜の町四―七丁目)中世垂水西たるみのにし牧桜井郷に属し、永享元年(一四二九)八月日の春日社神供料所摂州桜井郷本新田畠帳(今西家文書)の耕作関係者の地名を示す肩書に「少路」とある。慶長一〇年(一六〇五)の摂津国絵図に小路村がみえるが単独の村高は不明。元和初年の摂津一国高御改帳では桜井村のうち。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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