尺側蹄状紋(読み)しゃくそくていじょうもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「尺側蹄状紋」の意味・わかりやすい解説

尺側蹄状紋
しゃくそくていじょうもん

指紋うち,小指側から始る隆線馬蹄形に流れて小指側に終る紋理をいう。これに対して,母指側から始り母指側に終るものを橈側蹄状紋 (とうそくていじょうもん) という。尺側蹄状紋には,母指側に三叉が1つある。指種,性別人種により出現率が異なるといわれ,日本人では約 50%の出現率を示すのに対し,コーカソイドでは約 60%,女性ではやや高い値を示す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む