精選版 日本国語大辞典 「尺取り虫」の意味・読み・例文・類語 しゃくとり‐むし【尺取虫・尺蠖虫】 〘 名詞 〙 チョウ(鱗翅)目シャクガ科のガの幼虫の総称。体は細長い円筒状で、体長七センチメートルぐらいのものが多い。胸脚と腹脚とが著しく離れている。はって進むさまが親指と人さし指で長さをはかるのに似るところからいう。クワなど植物の葉を食害。種類は多くウメエダシャクなど。おぎむし。すんとりむし。つえつきむし。しゃくとり。しゃくむし。しゃく。《 季語・夏 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例