尺取り虫(読み)しゃくとりむし

精選版 日本国語大辞典 「尺取り虫」の意味・読み・例文・類語

しゃくとり‐むし【尺取虫・尺蠖虫】

  1. 〘 名詞 〙 チョウ(鱗翅)目シャクガ科のガの幼虫総称。体は細長い円筒状で、体長七センチメートルぐらいのものが多い。胸脚と腹脚とが著しく離れている。はって進むさまが親指と人さし指で長さをはかるのに似るところからいう。クワなど植物の葉を食害。種類は多くウメエダシャクなど。おぎむし。すんとりむし。つえつきむし。しゃくとり。しゃくむし。しゃく。《 季語・夏 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む