尻跳(読み)しりっぱね

精選版 日本国語大辞典 「尻跳」の意味・読み・例文・類語

しりっ‐ぱね【尻跳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物の後ろの方があがること。しりあがり。
    1. [初出の実例]「話といふものは如何でも一番(ひとつ)掉尾(シリッパネ)が為(し)なくては完(まとま)らぬ。愁歎の後であるから茶利を入れるのが可からう」(出典:銀(1897)〈尾崎紅葉〉)
  3. 歩いたり走ったりした時、後ろの方にはねあげた泥がつくこと。また、その泥。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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