尻跳(読み)しりっぱね

精選版 日本国語大辞典 「尻跳」の意味・読み・例文・類語

しりっ‐ぱね【尻跳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物の後ろの方があがること。しりあがり。
    1. [初出の実例]「話といふものは如何でも一番(ひとつ)掉尾(シリッパネ)が為(し)なくては完(まとま)らぬ。愁歎の後であるから茶利を入れるのが可からう」(出典:銀(1897)〈尾崎紅葉〉)
  3. 歩いたり走ったりした時、後ろの方にはねあげた泥がつくこと。また、その泥。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ひとつ 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む