デジタル大辞泉
「掉尾」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ちょう‐び テウ‥【掉尾】
〘名〙
① 尾を振ること。
一説に、つかまえられた魚が死ぬ
直前に尾を振るの意とする。〔
司馬相如‐上林賦〕
② 物事が最後に来て勢いの盛んになること。また、単に最後の意。とうび。
とう‐び タウ‥【掉尾】
〘名〙 (「掉尾(ちょうび)」の慣用読み) 物事の終わりの方になって勢いが盛んとなること。また、単に最後。おわり。
※
雑嚢(1914)〈
桜井忠温〉八「
白軍が掉尾
(タウビ)の勇を示して、大いに独軍を驚かしたのは痛快だ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「掉尾」の読み・字形・画数・意味
【掉尾】とう(たう)び・ちよう(てう)び
尾をふるう。唐・杜甫〔太子張舎人、織成の褥緞を遺らる〕詩 緘を開けば、風濤(わ)き 中に掉尾の鯨り字通「掉」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報