尻郷(読み)みかじりごう

日本歴史地名大系 「尻郷」の解説

尻郷
みかじりごう

瓶尻などとも記す。現じりに比定され、荒川左岸に位置する。寿永二年(一一八三)二月二七日の源頼朝寄進状(鶴岡八幡宮文書)によれば、「武蔵国(幡)羅郡内尻郷」が鎌倉鶴岡八幡宮の新宮若宮に寄進されている。南北朝前期のものとみられる一一月一一日の頼仲書状写(福原新一氏所蔵文書)によれば、鶴岡八幡宮神官らが同社領の尻郷内高柳たかやなぎ村に対する地頭らの多年押領を訴えており、現熊谷市高柳付近も尻郷内に含まれていたようである。応仁二年(一四六八)三月五日には、清水三郎二郎が鳥居御房に武蔵国内の「みかしり一円」などの旦那職知行分を永代売渡しており(「旦那在所注文案」熊野那智大社文書)、ここにも熊野修験の旦那組織が存在していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む