尻頭(読み)しりがしら

精選版 日本国語大辞典 「尻頭」の意味・読み・例文・類語

しり‐がしら【尻頭】

〘名〙
① はじめと終わり。頭尾首尾
玉葉‐承安二年(1172)二月一六日「大臣之称唯は、しりかしら同声にてふつきれなるべし」
② 尻のさき。
※俳諧・鷹筑波(1638)一「ね覚の床のとこも寒さよ かんたんのまくられたるは尻(シリ)かしら 物すごの身と人やみるらん〈由勝〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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