局所平衡(読み)きょくしょへいこう

最新 地学事典 「局所平衡」の解説

きょくしょへいこう
局所平衡

local equilibrium

非平衡状態にある系を扱う場合,系全体としては平衡状態にはないが,小さな部分をとると平衡状態に近いとみてよいときには,この局所(部分系)に平衡状態の熱力学法則を適用し,系全体の状態を論じることができる。この場合,部分系は局所平衡にあるという。例えば,問題としている系において,熱力学関数の(空間勾配が小さい場合,定常系すなわち任意の点における熱力学量が時間とともに変わらない系の場合,また熱力学量が時間とともに変化しても,変化の代表的時間が系の一番長い緩和時間に比べて十分大きい場合,局所において近似的に平衡状態にあるとみてよく,局所平衡とみなすことができる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 大谷

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む