居替はる(読み)イカワル

デジタル大辞泉 「居替はる」の意味・読み・例文・類語

い‐かわ・る〔ゐかはる〕【居替はる】

[動ラ四]居場所を替わる。交替して座る。
水鳥鴛鴦をしいとあはれなり。かたみに―・りて、羽の上の霜払ふらむほどなど」〈・四一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「居替はる」の意味・読み・例文・類語

い‐かわ・るゐかはる【居替】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 居場所をかわる。交替して座る。
    1. [初出の実例]「鴛鴦(をし)いとあはれなり。かたみにゐかはりて、羽の上の霜はらふらん程など」(出典枕草子(10C終)四一)
    2. 「千葉介常胤、座敷にいかはりて、かしこまって」(出典:曾我物語(南北朝頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む