屈気(読み)くっき

精選版 日本国語大辞典 「屈気」の意味・読み・例文・類語

くっ‐き【屈気】

  1. 〘 名詞 〙 気が屈すること。意気があがらないさま。意気地のない様子
    1. [初出の実例]「人々被新院殿上之方拝礼、人々有屈気」(出典中右記‐大治二年(1127)正月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android