屈熱性(読み)くつねつせい

精選版 日本国語大辞典 「屈熱性」の意味・読み・例文・類語

くつねつ‐せい【屈熱性】

  1. 〘 名詞 〙 植物などに赤外線などの熱線を照射したときに生ずる屈性屈光性一種とすることもある。向熱性。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の屈熱性の言及

【屈性】より

…刺激方向への屈曲を正の屈性,刺激源から遠ざかろうとする屈曲を負の屈性とよぶ。屈曲運動は刺激源に面する側とその反対側での生長の差によっておこり,刺激の種類に応じて屈光性phototropism,屈地性geotropism,屈熱性thermotropismなどに分けられる。屈光性の存在は,すでに1880年にC.ダーウィンがイネの子葉鞘(しようしよう)での観察にもとづいて指摘している。…

※「屈熱性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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