屈縄(読み)くくめなわ

精選版 日本国語大辞典 「屈縄」の意味・読み・例文・類語

くくめ‐なわ‥なは【屈縄】

  1. 〘 名詞 〙 身を屈(くぐ)めるようにしめつけて縛る縄。
    1. [初出の実例]「同行なみだを松風の声〈友雪〉 くくめ縄あはれ懸たか時鳥〈西鶴〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)第二)
    2. 「鉦(たたきかね)から半鐘から。本尊迄も質屋へ来迎。くぐめ縄の御艱難」(出典浄瑠璃・忠孝大礒通(1768)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む