屈輪文(読み)ぐりもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「屈輪文」の意味・わかりやすい解説

屈輪文
ぐりもん

「ぐりん」「ぐりぐり」ともいう。渦巻文や,雲文に似た曲線から成る文様日本では鎌倉時代中国,宋より輸入された堆朱 (ついしゅ) などの漆工品に多く装飾として用いられ,禅宗寺院の建築装飾やその他工芸品にも施された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android