最新 地学事典 「層状貫入岩体内――鉱床」の解説
そうじょうかんにゅうがんたいないニッケルこうしょう
層状貫入岩体内――鉱床
layered intrusive-hosted nickel deposit
層状構造の明瞭な苦鉄質貫入岩体中に胚胎するニッケル鉱床。サドベリー型とも。世界各地のさまざまな時代の層状貫入岩体にみられ,苦鉄質マグマから不混和現象により分離・濃集した硫化物マグマの固結したもの。主要鉱石鉱物はペントランド鉱で,磁硫鉄鉱・黄銅鉱・磁鉄鉱などを伴う。Cu・Co・PGEなどが重要副産物。Sudbury貫入岩体基底部に胚胎する鉱床群が著名で,世界最大のNi産地。ロシアのNorilsk鉱床・中国の金川鉱床(Jinchuan deposit)なども有名。
執筆者:島崎 英彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

