履形村(読み)くつがたむら

日本歴史地名大系 「履形村」の解説

履形村
くつがたむら

[現在地名]会津坂下町宮古みやこ

北流する阿賀川左岸にあり、南は村田むらた村。大同年中(八〇六―八一〇)猪苗代湖が陥没した際に水没した沓形村から移住したと伝える。「会津旧事雑考」所収の天喜五年(一〇五七)六月三日の八幡宮神役目録に「八橋くつかたの村」とある。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に履方とあり、高三〇〇石余。青津組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記では高二五九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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