山たず(読み)やまたず

精選版 日本国語大辞典 「山たず」の意味・読み・例文・類語

やま‐たず‥たづ【山たず】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山で木を伐るのに用いる手斧
  3. 転じて、杣人(そまびと)。きこり。
    1. [初出の実例]「袖かろし此山たつに杣板のすくなる道を夏やきにけむ」(出典:草根集(1473頃)一四)

やま‐たず‥たづ【山たず】

  1. 〘 名詞 〙 植物にわとこ(接骨木)」の古名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android