デジタル大辞泉
「接骨木」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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にわ‐とこには‥【接骨木】
- 〘 名詞 〙 スイカズラ科の落葉低木。本州・四国・九州の山野に生える。高さ約六メートル。髄は褐色で太く柔らかい。葉は対生し奇数羽状複葉で五~一一個の小葉からなる。小葉は長さ六~一五センチメートル、披針形または長楕円形で縁に細鋸歯(きょし)がある。托葉は線状。春、葉腋に花柄を出し先が五裂したごく小さな白花を円錐状に集める。果実は小球形で赤く熟す。葉・花は煎(せん)じて利尿・発汗薬および湿布に用いる。接骨木を慣用漢名としているが、正しくはセンリョウの漢名。たずのき。こもうつぎ。きたず。にわとこぎ。
▼にわとこの花 《 季語・春 》 〔運歩色葉(1548)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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接骨木 (ニワトコ・キタズ;セッコツボク;タズノキ;ニワトコギ)
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の接骨木の言及
【ニワトコ】より
…若い枝の髄は顕微鏡観察用の切片を作るピスとする。中国産のニワトコに似たS.williamsii Hanse(中国名は接骨木)の花を乾かしたものを接骨木花といい,発汗・利尿剤とし,また打身,切傷,リウマチにも効く。日本のニワトコも接骨木と呼ばれ,同様に利用される。…
※「接骨木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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