日本大百科全書(ニッポニカ) 「山下池」の意味・わかりやすい解説 山下池やましたいけ 大分県中部、由布市(ゆふし)湯布院(ゆふいん)地区南西部にある小湖。標高760メートル、周囲3.9キロメートル。東隣の小田ノ池(おだのいけ)とともに竜神伝説がある。大分川支流、花合野(かごの)川の水源をなし、発電用水源ともなり、マスの養殖もなされる。電柱用・水源涵養(かんよう)用に仕立てられた杉・ヒノキの美林に囲まれ、湖畔にはゴルフ場がある。北側をやまなみハイウェイが走り、阿蘇くじゅう国立公園(あそくじゅうこくりつこうえん)に含まれる。[兼子俊一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例