山倉新田(読み)やまくらしんでん

日本歴史地名大系 「山倉新田」の解説

山倉新田
やまくらしんでん

[現在地名]聖籠町山倉

北は桃山ももやま新田、南は諏訪山すわやま新田、東は丸潟まるがた新田と接し、第六線砂丘列上に位置する。元禄一二年(一六九九)の新田開発年限届出帳(新発田市立図書館蔵)に明暦元年(一六五五)の開村とあり、同年の聖籠新川開削に伴う開発と考えられる。米蔵よねくら(現新発田市)より移住した斎藤氏の開拓と伝え、開拓地は現在地より東へ五〇〇メートルの場所といわれる。中曾根なかぞね(現新発田市)の枝郷で、開発以来新発田藩新発田組に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android