20世紀日本人名事典 「山内長人」の解説 山内 長人ヤマノウチ オサヒト 明治〜昭和期の陸軍中将,男爵 貴院議員。 生年嘉永3年9月(1850年) 没年昭和6(1931)年7月11日 出身地江戸 経歴幕臣・山内長敏の長男に生まれる。明治2年兵部省に入り、5年陸軍中尉に任官。6年陸軍戸山学校に学ぶ。陸軍戸山学校教官、陸軍士官学校次長、陸軍幼年学校校長を経て、30年歩兵第18旅団長、32年憲兵司令官などを歴任し、37年留守近衛歩兵第2旅団長、38年中将となる。日清戦争には陸軍省高級副官として出征軍を陰から支えた。40年男爵となり、同年予備役に編入され宗秩寮審議官、44年〜昭和4年貴族院議員を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山内長人」の解説 山内長人 やまのうち-おさひと 1850-1931 明治-昭和時代前期の軍人。嘉永(かえい)3年9月生まれ。兵部省にはいり,陸軍戸山学校にまなぶ。陸軍士官学校次長,陸軍幼年学校長,憲兵司令官などをつとめ,明治38年陸軍中将。44年貴族院議員。昭和6年7月11日死去。82歳。江戸出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by