山国兵部(読み)やまぐに ひょうぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山国兵部」の解説

山国兵部 やまぐに-ひょうぶ

1793-1865 江戸時代後期の武士
寛政5年生まれ。田丸稲之衛門(いなのえもん)の兄。常陸(ひたち)水戸藩士。藩の軍制を改革し,幕府に海防策を建言する。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の挙兵に途中から合流,武田耕雲斎らと京都へむかうが,敦賀(つるが)で降伏,2年2月4日処刑された。73歳。名は共昌。号は止戈堂。通称は別に喜八郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む