山山入(読み)やまやまいり

精選版 日本国語大辞典 「山山入」の意味・読み・例文・類語

やまやま‐いり【山山入】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「出」の字を「山」「山」と分けて表わしたもの ) 出入りをいう。商家では「出」の字を忌みきらって、出入帳を「山山入帳」と書いた。
    1. [初出の実例]「金銀は山山入の帳と書キ」(出典:雑俳・柳多留‐五二(1811))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む