山形町(読み)やまがたまち

日本歴史地名大系 「山形町」の解説

山形町
やまがたまち

[現在地名]黒石市山形町

黒石陣屋東南の町で、山形方面への出入口にあたる。享保(一七一六―三六)頃の黒石府家之図(浅瀬石川郷土誌)では、山形町は「山形街道」とあり、家数二七とある。明治二年(一八六九)の久一火事で町の半分を焼失したが、その後の明治初年には「東柵立より西前町まて六丁三十九間幅三間、家数百五十六軒」(新撰陸奥国誌)となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android