山枝村(読み)やまえだむら

日本歴史地名大系 「山枝村」の解説

山枝村
やまえだむら

[現在地名]加西市山枝町

万願寺まんがんじ川を挟んで玉野たまの村の東に位置する。文禄四年(一五九五)八月一七日の豊臣秀吉知行方目録(木下家文書)に「山えた村」一二〇石とみえる。慶長国絵図にも村名がみえる。領主変遷は延享四年(一七四七)三卿の田安領となるまでは市場いちば村と同じで、以後同領のまま幕末に至る(慶応三年「年貢免状」山枝町有文書、旧高旧領取調帳など)正保郷帳では田方一七八石余・畑方九石余。延享四年の村明細帳(山枝町有文書)では家数三六・人数一六五、牛六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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