山椒焼(読み)さんしょうやき

精選版 日本国語大辞典 「山椒焼」の意味・読み・例文・類語

さんしょう‐やき サンセウ‥【山椒焼】

〘名〙
江戸時代茶人の間などで行なわれた手製せんべい。砂糖を水にとき、小麦粉粉山椒を加えてやや固くこね、短冊形に切って両面を焼いたもの。
② 鯛の頭、雀、鶉(うずら)などを照り焼きにして粉山椒をふりかけた焼きもの。〔日本料理通(1930)〕
③ 木の芽焼のこと。

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