山榴(読み)あいつつじ

精選版 日本国語大辞典 「山榴」の意味・読み・例文・類語

あい‐つつじ【山榴】

  1. 〘 名詞 〙さつき(皐月)」の古名
    1. [初出の実例]「山榴 兼名苑云山榴〈阿伊豆豆之〉即山石榴也。花而羊躑躅相似矣」(出典:十巻本和名抄(934頃)一〇)

山榴の補助注記

「秋つつじ」の変化したものという〔和字正濫鈔大言海〕が、「あひ(間)つつじ」の意とも考えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「山榴」の読み・字形・画数・意味

【山榴】さんりゆう

さつき。

字通「山」の項目を見る

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