山清水(読み)ヤマシミズ

デジタル大辞泉 「山清水」の意味・読み・例文・類語

やま‐しみず〔‐しみづ〕【山清水】

山にわき出る清水 夏》「―ささやくままに聞入りぬ/たかし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山清水」の意味・読み・例文・類語

やま‐しみず‥しみづ【山清水】

  1. 〘 名詞 〙 山の中にわき出ている清水。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「山吹の立ちよそひたる山清水(やましみづ)くみに行かめど道の知らなく」(出典万葉集(8C後)二・一五八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android