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松本たかし まつもと たかし

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美術人名辞典の解説

松本たかし

宝生流の能役者。東京生。本名は孝。父長は名人とうたわれた人。6才から家元の薫陶を受けるが病弱のため能を断念し、俳句に志をたて高浜虚子に師事。たかしの俳句は当初から完成度が高いといわれる。読売文学賞受賞。昭和31年(1956)歿、50才。

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デジタル大辞泉の解説

まつもと‐たかし【松本たかし】

[1906~1956]俳人。東京の生まれ。本名、孝(たかし)。能楽師松本長(ながし)の長男。病弱のため能を断念、高浜虚子に俳句を学び「ホトトギス」同人となる。俳誌「笛」を主宰。著「鷹」「石魂(せきこん)」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松本たかし まつもと-たかし

1906-1956 昭和時代の俳人。
明治39年1月5日生まれ。宝生(ほうしょう)流能役者松本長(ながし)の長男。9歳で初舞台をふんだが病弱で能を断念。高浜虚子に俳句をまなび,「ホトトギス」の同人となる。昭和21年「笛」を創刊,主宰した。昭和31年5月11日死去。50歳。東京出身。本名は孝。句集に「松本たかし句集」「石魂」など。
【格言など】花深く煤(すす)の沈める牡丹かな(「松本たかし句集」)

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世界大百科事典 第2版の解説

まつもとたかし【松本たかし】

1906‐56(明治39‐昭和31)
昭和の俳人。本名は孝。宝生流能役者松本長(ながし)の長男として東京に生まれ,父の後継者を目指したが,1926年ごろ,病弱を理由に断念した。以来,俳句に専念,高浜虚子に師事し,哀しみを帯びた美しい句を書いた。〈仕(つかまつ)る手に笛もなし古雛(ふるひいな)〉〈芥子(けし)咲けばまぬがれがたく病みにけり〉(《松本たかし句集》1935),〈麦笛を吹けば誰やら合せ吹く〉(《鷹》1938),〈眼にあてて海が透くなり桜貝〉(《石魂》1953)。

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大辞林 第三版の解説

まつもとたかし【松本たかし】

1906~1956) 俳人。本名孝。東京生まれ。宝生流能役者の家に育つ。作風は鋭敏な写生句で品格をたたえる。句集「野守」「石魂」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

松本たかし
まつもとたかし

[生]1906.1.5. 東京
[没]1956.5.11. 東京
俳人。本名,孝。宝生流の能役者の家に生れ,9歳で初舞台を踏んだが 15歳頃から健康を害し,1923年高浜虚子に師事して句作を始めた。 46年から俳誌『笛』を主宰した。句集に『松本たかし句集』 (1935) ,『鷹』 (38) ,『野守』 (41) などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

松本たかし
まつもとたかし
(1906―1956)

俳人。東京生まれ。本名孝。代々宝生(ほうしょう)流能役者の家に生まれる。能役者、松本長(ながし)の長男。病弱のため能を断念。18歳ごろから高浜虚子(きょし)について俳句を始め、4S(秋桜子(しゅうおうし)・誓子(せいし)・青畝(せいほ)・素十(すじゅう)の4人)以後の『ホトトギス』で活躍した。1946年(昭和21)『笛』を創刊主宰。「生来の芸術上の貴公子」と評され、「たかし楽土」といわれる高雅で余情をたたえる作風で一貫した。句集に『松本たかし句集』(1935)、『鷹(たか)』(1938)、『石魂(せきこん)』(1953。読売文学賞受賞)など。評論集、随筆も多い。弟に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された能役者、松本恵雄(しげお)(1915―2003)がいる。[鷹羽狩行]
 仕(つかまつ)る手に笛もなし古雛(ふるひいな)
『『たかし全集』全4巻(1965~68・笛発行所) ▽上村占魚編著『松本たかしの世界』(1989・梅里書房) ▽上村占魚著『松本たかし俳句私解』(2002・紅書房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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