日本歴史地名大系 「山生地新村」の解説 山生地新村やまいくじしんむら 富山県:黒部市山生地新村[現在地名]黒部市生地山新(いくじやましん)東は飯沢(いいざわ)村と吉田(よしだ)村、南は生地村。通称に宮川(みやがわ)町・阿弥陀堂(あみだどう)がある。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では生地新村とあり、草高四六石、免三ツ五歩(三箇国高物成帳)。享保六年(一七二一)より九度の手上高があり、天保一一年(一八四〇)の草高は八〇石余。ほかに越(えつ)湖の干上りの場所を開墾した一〇〇石余、すなわち元禄一四年(一七〇一)・宝永六年(一七〇九)の新開高と、天保九年などの手上高の合計一〇〇石余は免二ツであった(「高免帳」杉木家文書)。小物成は七木運上銀二匁七分三厘(寛政六年出来)・酒造役二五匁(文化九年出来、年々増減あり)、紺屋役一五匁(文化九年出来)・作通船役(天保六年出来)があった(下新川郡史稿)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by