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山田常嘉 やまだ じょうか

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山田常嘉 やまだ-じょうか

?-? 江戸時代前期-中期の蒔絵(まきえ)師。
江戸の人。天和(てんな)3年(1683)幕府お抱えの蒔絵師幸阿弥長房(こうあみ-ちょうぼう)とともに印籠,香箱の類を制作した。以後代々が印籠蒔絵師となった。本姓は寺田。別号に常加,常嘉斎。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

山田常嘉

生年:生没年不詳
江戸中期の蒔絵師。稲葉通竜著『装剣奇賞』(1781)では,「常加」と書き,山田姓の印籠師で,江戸南塗師町に住んだ名工と伝えられている。初め寺田氏を称したといい,代々「常嘉」あるいは「常嘉斎」と号した。『装剣奇賞』にある「常加」銘の作品も知られている。印籠蒔絵を得意とし,印籠の遺品が多い。研出蒔絵をよくしたというが,高蒔絵を駆使した作品も多い。「御印籠師」として徳川家に仕えたといわれ,天和3(1683)年に,幸阿弥家11代長房と共に印籠,香箱を制作したとも伝える。宝暦8(1758)年版の俳書『世諺拾遺』に挿絵を描いた「常嘉斎」は,2代あるいは3代と考えられる。

(小川幹生)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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