20世紀日本人名事典 「山田 精吾」の解説
山田 精吾
ヤマダ セイゴ
昭和・平成期の労働運動家 元・連合事務局長。
- 生年
- 昭和5(1930)年3月18日
- 没年
- 平成8(1996)年2月10日
- 出生地
- 宮崎県延岡市
- 学歴〔年〕
- 延岡中(旧制)〔昭和21年〕卒
- 経歴
- 昭和21年旭化成工業に入り、18歳でダイナマイト労組書記長。23年の大争議に参加。25年全旭化成労連書記長、40年全繊同盟(現・ゼンセン同盟)組織部長などを経て、48年同書記長、53年同副会長。同年全民労協の前身、政策推進労組会議の事務局長となり、57年全民労協事務局長、62年連合結成で初代事務局長と、一貫して労働運動統一に取り組んだ。この間、第2次臨調専門委員を務め、昭和58年わが国労働界初の減税デモを指揮。平成5年連合事務局長を退任、連合総合生活開発研究所理事長となる。連合、ゼンセン各顧問、税制調査会委員、経済審議会委員も務める。演歌のレコード「銀は泣いている」もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報