旧制(読み)キュウセイ

デジタル大辞泉 「旧制」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐せい〔キウ‐〕【旧制】

以前の制度。古い制度。⇔新制
[類語]古制遺制

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旧制」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐せいキウ‥【旧制】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昔のおきて。古い制度。以前の制度。⇔新制
    1. [初出の実例]「乗間伺隙恣犯国家所議定之旧制」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)一・横川住景徳)
    2. 「宿弊を改革し旧制(キウセイ)を折衷し時勢切当の法を立つべし」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝注‐隠公一一年〕
  3. 特に、旧制高校旧制中学など第二次世界大戦前の学校制度。

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普及版 字通 「旧制」の読み・字形・画数・意味

【旧制】きゆう(きう)せい

古い制度。漢・班固両都の賦の序〕西土耆老、咸(ことごと)く怨思を懷(いだ)き、上(しゃう)の(けんこ)を冀(ねが)ひ、而してんに長安制をし、邑(らくいふ)を陋とするの議り。

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