山眠る(読み)ヤマネムル

デジタル大辞泉 「山眠る」の意味・読み・例文・類語

やまねむ・る

《「臥遊録」の「冬山惨淡として眠るが如し」から》冬の山の静まり返ったようすをいう。 冬》硝子戸にはんけちかわき―・る/万太郎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「山眠る」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 眠(ねむ)

  1. 冬の山の静まりかえった形容。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「既(すでに)山笑、山粧、山眠、三季は用ひて夏を式に入ざるは句に作りて紛らはしき故除たるも誹諧の掟也」(出典:俳諧・糸切歯(1762)正月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android