山菅笠(読み)やますげがさ

精選版 日本国語大辞典 「山菅笠」の意味・読み・例文・類語

やますげ‐がさ【山菅笠】

  1. 〘 名詞 〙 山菅で編んだ笠。また、山菅に菅笠をかけていったことば
    1. [初出の実例]「おしてるや山すけかさをおきふるし後は誰きん物ならなくに」(出典:類従本人麿集(11C前か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android