山菅(読み)ヤマスゲ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「山菅」の意味・読み・例文・類語

やま‐すげ【山菅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山に生えているスゲの類。山地に自生するスゲの類。やますが。
    1. [初出の実例]「あしひきの名に負ふ山菅(やますげ)押し伏せて君し結ばばあはざらめやも」(出典万葉集(8C後)一一・二四七七)
  3. 植物やぶらん(藪蘭)」の古名。〔本草和名(918頃)〕

やま‐すが【山菅】

  1. 〘 名詞 〙やますげ(山菅)
    1. [初出の実例]「咲く花は移ろふ時ありあしひきの夜麻須我(ヤマスガ)の根し長くはありけり」(出典:万葉集(8C後)二〇・四四八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「山菅」の解説

山菅 (ヤマスゲ)

植物。藪蘭の古名

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む