山那神社(読み)やなじんじや

日本歴史地名大系 「山那神社」の解説

山那神社
やなじんじや

[現在地名]扶桑町南山名 森

県道中般若―羽黒線の北東約一〇〇メートルの畑地の中に一千一〇七坪の社叢に囲まれている。主祭神は八野若日女命。旧郷社。「延喜式」神名帳の丹羽郡二二座のうちに「山那ヤマナノ神社」とある。

尾張志」に「南山名村に坐て天神と称す。延喜神名式に丹羽ノ郡山那ノ神社、本国帳に同郡従三位山名天神とある是なり、当社は郷家の東の方に南面に坐て社地の東を森下と呼ひ、南の方を大門といふ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 大明神 八幡

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android