山門・寺門(読み)さんもん・じもん

旺文社日本史事典 三訂版 「山門・寺門」の解説

山門・寺門
さんもん・じもん

10世紀に始まる天台宗の二大分派
比叡山で円仁派と円珍派が争い,993年円珍派は山を下りて分離し園城 (おんじよう) 寺に移った。延暦寺に留まったものを山門園城寺に拠ったものを寺門といい,以来両派は数百年間にわたり対立抗争した。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android