山類(読み)さんるい

精選版 日本国語大辞典 「山類」の意味・読み・例文・類語

さん‐るい【山類】

〘名〙 連歌で山に関する語の総称。「連歌新式」ではこの類に属する語として、岡、峰、洞(ほら)尾上(おのえ)、麓(ふもと)、坂、岨(そば)、谷、島、山の関、梯(かけはし)、滝、杣木(そまき)、炭竈(すみがま)などをあげている。この類の語は三句まで連続してよんでよいが、それ以上続けてはならないと規定されている。〔連珠合璧集(1476頃)〕

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