岡ミサンザイ古墳(読み)おかミサンザイこふん

国指定史跡ガイド 「岡ミサンザイ古墳」の解説

おかミサンザイこふん【岡ミサンザイ古墳】


大阪府藤井寺市藤井寺にある古墳古市(ふるいち)古墳群に属する前方後円墳で、仲哀(ちゅうあい)天皇陵に治定(じじょう)され、陵名は恵我長野西陵(えがのながののにしのみささぎ)。墳丘の長さは約242m、中世城郭として利用された痕跡があり、当初の形は大きく変化している。外堤から円筒埴輪(はにわ)、盾形埴輪などが出土し、築造年代は5世紀後半とされている。近畿日本鉄道南大阪線藤井寺駅から徒歩約15分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

関連語 にし

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android